34 名前:シ*ノωノ)バ@10分[] 投稿日:2010/02/10(水) 00:42:36 ID:34ZRpHpE0
ミ,,゚Д゚彡 「とーちゃん、とーちゃん」
( ^ω^) 「なんだおフサギコ」
ミ,,゚Д゚彡 「とーちゃん昔、シベリアにいったことがあるって、ほんとか!?」
( ^ω^) 「シベリア……かお。懐かしい響きだお……」
ミ,,゚Д゚彡 「どんなとこ!? シベリアってどんなとこ!?」
( ^ω^) 「そうだおね……
父ちゃんは昔、あちこちを放浪する旅人だったお。
でもある日、ある国で暴動に巻き込まれて、
身包みはがされたあげく入国許可書をなくしてしまったんだお……」
ミ,,゚Д゚彡 「すげー! かっこいー!」
( ^ω^) 「そうかお。お前の感性はちょっとズレた処があると父ちゃんは思うお」
ミ,,゚Д゚彡 「そんで、どうしたんだ!?」
( ^ω^) 「そんなボロボロだった父ちゃんがたどり着いた国が、シベリアだったんだお……」
35 名前:シ*ノωノ)バ@10分[] 投稿日:2010/02/10(水) 00:43:21 ID:34ZRpHpE0
( ^ω^) 「一人の村人は父ちゃんを暖かく招き入れてくれたお。
着古した服を恵んでくれ、ヲッカとスープをごちそうしてくれて、
モリタポまで持たせてくれた……」
[,|,,,★,,|]
ミ ´∀`彡 「さ、このモリタポでP2を買うといい。入国許可書代わりになる」
(ヽ´ω`) 「どうして見ず知らずのボクにこんな事まで……」
[,|,,,★,,|]
ミ ´∀`彡 「ハッハッハ。困った時はお互い様さ。ハラショー」
(ヽ;ω;) 「うう……このご恩は一生忘れませんお……!」
( ^ω^) 「いやー、あの時は本当に世話になったもんだお」
ミ,,゚Д゚彡 「とーちゃんはかっこいいなー!」
( ^ω^) 「そうかお。もうなんかお前はそれでいい気がしてきたお」
ミ,,゚Д゚彡 「助けてくれたそのひとは、そのあとどうしたんだ!?」
( ^ω^) 「ああ、その人は」
<ごはんだぞー
ミ,,゚Д゚彡 「あっかーちゃんだ! はーい!」
[,|,,,★,,|]
ミ ´∀`彡 「今日はボルシチだぞー」
( ^ω^) 「なんだかんだでまだ世話になってます」